毎年寒くなると遊び塾の
母屋にヤマネ君が4〜5
匹訪れて、布団や毛布の
中に進入し越冬すると言
う。数日前、塾長から写
真添付のE-Mailでヤマネ
が訪れている旨連絡が入
った。
写真や動物図鑑では良く
見かけていたが、まだ一
度も現物を見た事が無い。
楽しみにして11月9日
遊び塾に出かけた。
毛布の切れ端に包まれて大事に部屋の隅にそっと置かれていた。手のひらに載せてみたり、木の葉の上に載せたりして、じっくり
観察する事が出来た。既に冬眠に入っているらしく動きが緩慢で、たまに薄目をあけては迷惑そうな顔をしていた。
板の間では寒いのかすぐ丸くなってしまった。実に愛らしい動物である。
ヤマネ(
天然記念物)
[Glirulus japonicus (Schinz)]
哺乳類・齧歯目・ヤマネ科。
1属1種で本州・四国・九州の
特産で、体長7〜8Cm・尾は
4〜5Cmで扁平に毛が生えて
いる。
体は灰茶色で、背に一本の
黒線がある。
一見リスのようであるがリス
とは違い、ネズミの祖先に近い
のもである。
山地の森林にすみ、昼は木のうろの中或いはコケや木の皮などで樹上に作った巣の中で眠り、夜出歩く。木登りは上手いがリス
ほど素早くはない。食物は、木の実や昆虫などである。一腹3〜7子を産む。冬は木のうろ・小鳥の巣箱・小屋などに入り、球状
に丸まって冬眠する。手に乗せても転がしても容易に眼を覚まさない。
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