9月21日(金)
感 想:
永田・竹村
行 動 記 録: 報告者 : 竹 村
大宮公民館⇒古川IC⇒公園 (テント泊)
9月22日(土)
公園⇒大滝野営場(8:55)→(11:15)船形山(12:40)→三光の宮(13:00)→大滝野営場
(13:30)⇒下大和IC⇒北上JCT⇒大曲IC⇒角館
9月23日(日)
角館(5:45)⇒武子平(6:10)⇒(6:37)旧マタギ小屋跡(6:55)→ブナ台(7:27)→(9:16)
薬師岳(9:30)→(11:15)和賀岳(12:00)→旧マタギ小屋(15:00)
9月24日(日)
起床(3:50)⇒角館(4:30)⇒大曲IC⇒岩槻IC(10:30)⇒大宮
9月21日(金)
今晩は、大滝野営場で仮眠予定であったが、夜中の道は良く解らず国道457号から
少し入った、静かな公園の駐車場で泊まる事にした。こぼれるような星空にうっとり。
9月22日(土)
車の底を何回も石ころに擦りながら、岳参道を進み大滝野営場に到着。
船形山への最短コースを登る。始めは緩やかな登りであったが、次第に石がゴロゴロ
して歩きにくくなり、傾斜もきつくなる。そんな道に嫌気がさしてきた頃。稜線を
ほのめかす前方の空間。後一息と自分に言い聞かせているうちに、ご来光岩の前に
飛び出た。
岩の上に仰向けに寝そべった。気持ちいい。まぶしいほどの青空だ。
普段の生活の中で空を見上げる事があっても、こんな姿でゆっくり眺める事は殆どない
ものだなーと思った。夢見ごこちでいると「行くよー」の声。
・頂上にはかなりな人がいた。避難小屋の中にストーブがあり、とても綺麗でログハウス
のようだ。窓からは素晴らしい展望で、きっと夜景がとても綺麗だと思う。
ここで恋人と一晩中星を眺める事が出来たら、どんなに素敵だろうなあと思った。
・雲ひとつない快晴の日に、この頂上で360度の展望を我が物に出来た私達は幸せ者。
やっぱり普段行いがいいメンバーばかりだからなあ。
・千畳敷までは緩やかな下りだが、その後は沢沿いの歩きにくい道で何度か渡渉のした。
途中熊に削られたであろうと思われる、欠けた標識があり怖くなった。
午後1時半大滝野営場に着く。
・次の目的地和賀岳方面へ車を走らせる。スーパーで夕食材料を買い、角館の町へ。
・檜木内川の河原にテントを張った。陸奥の小京都と言われるこの町は、武家屋敷や
古い土蔵造りの商家などが立ち並び、数百年前にタイムスリップしたようなところだ。
鴨川を思わせる檜木内川のせせらぎ、こぼれるように煌く星、月明かり、桜並木、
ご馳走(鍋物・刺身・サラダetc---)美味しいお酒に、楽しいおしゃべり、桜に花は
咲いていないけれど、気分は最高の花見。今宵は夢の世界へと言わんばかりであった。
9月23日(日)
・4時起床。肌寒い、サー今日は和賀岳だあ:
・真木渓谷の美しい断崖渓谷を見ながら、旧マタギ小屋に着く。甘露水までは平坦な道。
ここからいよいよ森の中の登りとなる。
滝倉水場を過ぎジグザグ道を登ると、ようやく展望が開けてくる。薬師岳から小松山
までは楽しい稜線歩き、そこから先は笹薮の道だが意外に歩きにくく急である。
結構つらいが、行く手の和賀岳を見上げれば、まるで恋人を優しく暖かく迎え入れる
ような、その包容力に溢れた山容に、いつしか「今行くから]と心の中で話し掛けていた。
両手を広げて待ち受ける恋人の胸の中に抱かれるような心境にしてくれる山だ。
和賀岳 大きい:。
・和賀岳頂上も昨日の船形山と同様360度の素晴らしい展望だ。一日中ここに居たい位だ。
・稜線の下りは、日本海へと広がる山並みの中に浮かぶ美しい鳥海山の姿がとても印象的
だった。山への思い出が一段と深まってゆくのを感じた。
・今日変える予定だったが、角館の檜木内川の河原の魅力に取り付かれしまい、もう一晩
昨夜と同じ場所にテントを張ることにした。
またもや楽しい夜であった。
9月24日(日)
・3時50分起床。4時30分角館に別れを告げ一路大宮へ。
・桜に咲く頃、登山を兼ねて是非もう一度着たいと思っている。
以 上
鳥甲山へ。
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