6月2日(日曜日)
感 想:
行 動 記 録 : 報告者 : 大山
巳ノ戸橋(5:40)→くの字の滝→大滝(7:40)→石尾根(11:30)→
鷹ノ巣山(12:00)→巳ノ戸橋(14:10)
「巳ノ戸橋」を渡り左側にある「鷹ノ巣谷」に入る。
5:35入渓。入渓してすぐに嫌らしいへつりとなりやや緊張したスタートとなった。
出だしの小滝は無難に通過。 5mの滝は、いったん釜の中に腰まで入り右側から直登。前回行った
「葛葉川本谷」より水は冷たく感じた。「くの字の滝」も難無くクリアー。途中、熊の糞を発見したため
ホイッスルを時々吹きながら登った。
そして、20m「大滝」ではシャワークライミングをしたかったが、あまりの水流に断念し、ザイルを使用し
全員直登成功した。そこでは、かわいらいいムシカリが出迎えてくれた。
20m「大滝」を越えた「水ノ戸沢」との支流付近で一旦休憩。
「金左小屋窪」に入り3つ目の滝が意外と今回最大の難所であった。ガイドには問題なく登れると
あったが私はザイルを使用し腕力を使いやっとの思いで登り切った。
しばらく進むと今回一番苦労することになった笹ヤブが登場。最初は、崩れる足下に苦労したがやがて
ひたすらつづくヤブこぎが始まる。
背丈ほどの笹がびっしり茂り、顔に突き刺さらないようにかきわけ、体力にまかせて進んで行った。
根気いる沢登りを実感。足下には、鹿の糞がそこら中に落ちていて獣道を通る動物の感覚でもあった。
11:30視界が開け、「石尾根」に飛び出した。まるで日常の世界に帰ってきた感じ。
休憩と着替えをすませ、いざ「鷹ノ巣山」へ。しかし、幅が10mほどあるなんとも言えない坂がつづく。
疲れ果てた足にはこたえた。
12:00「鷹ノ巣山」登頂。軽く食事をすませ「稲村岩尾根」を下山。スリッキーな下りが1時間ほど続き、
ひざにかなりの負担がかかる。
14:10「巳ノ戸橋」に無事帰ってきた。