記 録:感 想
土合7:30発〜松ノ木沢の頭10:00〜白毛門山頂11:20〜土合14:00
土合駅前で車中にて前泊。6:15起床、
10:00松ノ木沢ノ頭に到着。
頂上に着くと次第にガスってきて360度の展望は楽しむことは出来なかった。
14:00土合駅に到着。次回は、白毛門から笠ケ岳、朝日岳まで縦走したいものだ。
行 動 記 録 : 報告者 : 大 山
青空を背景に純白に輝く白毛門に向け7:30出発。湯桧曽川と平行して国道291号線を進み登山口
に入る。赤い小さな橋を渡るといきなり急登が始まる。
私は今回が初めての雪山だったので、軽いピッチで進んでいたが、それでも汗がかなりでてきた
ためウールの帽子とオーバーヤッケを思わず脱いだ。
手袋は、中綿が入ったタイプであったため、はじめから汗で濡れてしまった。手袋は、薄手のもの
(インナー)を2枚ぐらいとオーバー手袋を準備しておいたほうが快適だと思う。
そして、雪上での歩き方から、ピッケルの基本的な技術もアドバイスをいただきながら登りを楽し
んだ。しばらく登ると新雪に包まれた緩斜面にうさぎの足跡を発見。
山に花がないため雪の変化が雪山の楽しみである。
樹林帯を抜けても無風で体感温度も快適であった。松ノ木沢ノ頭からはダイナミックな一の倉沢や
谷川岳東壁が一望でき冬山の魅力を実感した。
アイゼンは特に必要ではなかったが、雪上歩行訓練のためここから着用した。
鋭い刃に引っかからないように股関節運動みたいな歩行を意識してみたが、基本は正しい歩き方と
体重移動そして十分な体力と集中力かな。そして、白毛門の頂上続く一直線のトレースを登った。
途中、下に見える雪庇が張り出しているのが良く見え、雪山の危険さも理解できた。
しかし、谷川岳方向からの風雪に耐える樹氷が、まるで白銀の造形美を競っている感じが感動的で
あった。ちなみにエビのしっぽとも言うらしい。
下山途中、頂上付近に岩があったのでアイゼンを履いたままでの歩行訓練、またピッケルやザイル
ワークによる滑落停止の方法なども松ノ木沢ノ頭に着くまでに行った。
歩行訓練のためトレースを外れ、新雪を歩くとちょうどひざ下くらいまで埋まってしまうがなかなか
気持ちの良いものであった。
以 上