( 天塩岳 ・ 旭 岳 ・ 十勝岳 ・ 芦別岳 )
7月24日(水)
7月25日(木)
7月26日(金)
7月27日(土)
7月28日(日)
7月29日(月)
7月30日(火)
行 動 記 録 : 報告者 : 田 中
大宮発(19:30)⇒大洗FT着・発(21:42〜3:59)
大洗港を目指して出発する。最初は高橋さんやIさんが参加する事になっていたが、
都合で不参加となったので四名で出掛ける。
高速道路も空いており、予定した時間で大洗港に着く。
苫小牧FT着・発(19:45〜20:10)⇒苫小牧東IC(20:48)⇒旭川北IC(22:50)⇒
愛別スポーツ公園着(23:30)
退屈した船旅が終わって、苫小牧港に着く。さすがに北海道は涼しい。
あまり往来のない高速道路をしたすら走る。高速を下りて、目的地である愛別に向かう。
ここで公園にテントを張る。
愛別発(5:50)⇒天塩岳登山口(7:17)→新道連絡路分岐(7:41)→旧道分岐(8:00)→
前天塩岳(9:40)→天塩岳(10:50〜11:30)→避難小屋(11:58)→新道分岐(13:12)→
新道連絡路分岐(13:40)→天塩岳登山口(14:20〜14:56)⇒旭岳青少年キャンプ場着(16:30)
梅雨明け二週間位は、天候は全国的に安定し、晴れの日が続く事が多いが、北海道はご多分に
漏れず晴れの日となる。
天塩岳ヒュッテまで車で入る。ヒュッテは約20名位泊まれる立派な小屋で、炊事場やトイレも
ある申し分のない小屋である。旧道分岐までは川に沿って比較的緩やかな登山道を行く。森林地帯
を抜けると歩きにくい岩礫の道となり、その道が前天塩岳の山頂まで続いている。
山頂で小休止するが風もあり、体温が奪われ体が冷えて行くのがわかる。
山頂から一旦下り、這松混じりの道を登り返すとそこは天塩岳の山頂であり「天塩岳」と彫られた
長方形の石が建てられている。
360度の展望を楽しんだ後、帰りは釣りを目指す石倉君が旧道コースを、残り三名は
新道コースで下る。たいした時間の違いもなくヒュッテで合流する。
早い時間に旭岳のキャンプ場に着く。テントを張り終えて夕食を終えた頃から大雨となる。
野営場発(7:15⇒旭岳山麓駅(7:17〜8:00)→姿見駅(8:08)→旭岳(10:20〜10:33)→
姿見駅(12:30)→旭岳山麓駅・旭岳温泉(12:38〜13:30)→美瑛(14;25)→望岳台着(15:05)
朝方まで小雨が降ったりやんだりしていたので、登るのをためらっていたが、重く垂れ込めた
雲も切れ青空が見え出した途端、あっという間に雲が消え去ってしまった。
長いこと山に登っているが、こんな経験はした事がない。姿見の池周辺では、チングルマの群落が
観光客や登山客の目を奪っていたが、チングルマ以外の高山植物を見つける事が出来なかった。
六合目から八合目にかけて強風の中を登ったが、噴煙の硫黄臭い匂いもあり閉口してしまった。
望岳台発(5:35)→十勝岳(8:50〜9:30)→望岳台(12:02〜12:09)→十勝温泉(12:30〜13:00)→
山部太陽の里キャンプ場(15:36)
深夜テントの周りでコッフェルや食器の音がするので、外に出てみるとキタキツネがゴミ袋を
漁っていた。人馴れしているせいか追っても追っても逃げようとしないので、フライの下に片付ける
と諦めて去っていった
また、前十勝の山頂で休んでいると、前右足の悪いキタキツネが現れて、お座りをして我々の方を
じっと<見つめている。ビスケットを貰うと美味しそうに食べ、三枚目を食べ終わると火口の方に
去っていった。この日はキツネに縁がある日だった。
太陽の里発(3:52)→鶯谷(6:00)→芦別岳(8:10〜8:42)→鶯谷(10:06)→キャンプ場
(11:35〜12:30)→滝川IC(13:53)→苫小牧FT着発(20:05〜23:45)
鶯谷は名前の通り、ウグイスが何羽も鳴いていた。山頂直下では、ウサギギク・チングルマ・
ハクサンボ-フウなど、今までにないほど多くの種類の高山植物が咲いていた。
この山も展望の利く山である。
大洗FT着(18:45〜19:00)⇒大宮着(21:10)
混む事もなく予定した時間に着く事が出来た。それにしても暑い。
以 上