笈 ケ 岳(1841m) ・ 山毛欅尾山(1365m)


(写真にマウスを持って行きますと説明が出ます)

子笈ケ岳 一面の雪に覆われていた.。中腹に登山者2人

  山 行 日 時 :   13年5月3日(木曜日)〜6日日(日曜日)

  メ ン バ ー :   L/田中・阿部・東川・F・I・T

  報告者 :  東 川 

  行 動 記 録

    5月3日(木曜日)
      大宮中央公民館(17:15)⇒川越IC(17:55)⇒甘楽SA(19:10)
      ⇒上越JCT(21:20)⇒(21:30)名立谷浜SA(21:45)⇒徳光PA(23:40)
        幕営就寝 0:30

    5月4日(金曜日) 起床5:00  うす曇時々晴
         徳光SA(6:25)⇒(8:00)尾口村・中宮登山口(8:20)→(12:20)山毛欅尾山
       (ブナオヤマ)(12:50)→(14:55)幕営地(冬瓜平手前1時間の地点)
         夕食(共同食煮込みうどん)16:30〜17:30  就寝 19:30

    5月5日(土曜日) 起床3:20  快晴
       幕営地(4:55)→冬瓜平(5:55)→(8:15)笈ケ岳(8:45)→冬瓜平(10:15)→
        (11:15)幕営地→(12:15)→(14:00)山毛欅尾山(14:15)→(16:30)
         尾口村・中宮登山口(17:00)⇒金沢西IC(18:15)⇒上越JCT(20:45)⇒
         (0:15)横川SA  横川SAで遅い夕食を摂る。
          吉井から東京方面19Km渋滞情報あり。車で仮眠し翌朝帰る事にする。

    5月6日(日曜日) 起床3:30  渋滞解消
       横川SA(3:40)⇒大宮中央公民館(5:30?)       

  感     想

  5月3日(木曜日)
    ゴールデンウイークなので渋滞覚悟で出かける。徳光ハイウエーオアシスまで走行
    時間およそ6時間、途中渋滞もなく予定通りに宿泊予定地「徳光SA」に到着した。
    リーダー田中氏の計画、大宮17時出発が正解であった。オアシスにテント2張張り就寝。

  5月4日(金曜日)
    徳光を7時に出発する。昨夜は車騒音で眠れなかったと言う人もいたが、皆元気である。
    加賀平野は田植えが終り、朝の水管理か田圃には農家の人が出て見回りをしている。
    まだ雪囲いの取れてない村を通り過ぎ、急な斜面を切り開いた細い巻き道を辿り、中宮登山
    口の駐車場に到着したのは8時である。
    登山道路は花盛り。(花の名前はすべてIさんに教わったのだが)カタクリ・ミヤマキケ
    マン・キクザキイチゲ・アズマイチゲなどが可憐な花を付けている。特にカタクリの群生は
    見事である。
    標高が高くなると花の種類も変化し、イワウチワ・ショウジョウバカマなどが目に付くよう
    になる。
    山毛欅尾山までは急登が続き、重いリックが肩に食い込む。遠く近くで小鳥たちが盛んにさ
    えずり、疲れを癒してくれる。
    残雪少なく軽い藪漕ぎが数箇所あり。そこで一句。[藪漕ぎや 耳掃除する 枝も有り]
    山毛欅尾山到着12時20分、山頂は一面の雪。ガスりがちだった天気も晴れてきて遠くに
    雪を被った白山は雄大である。
    ここからアイゼンを付けての歩行となる。今夜の宿は冬瓜平(カモウリダイラ)の予定であ
    ったが、思ったより時間を要し1時間ほど手前に広々とした雪原を見つけ幕営する。午後2
    時55分である。
    早速呑み助同士の阿部さんと雪上酒宴となる。「気分爽快、酒旨し」夕食は、煮込みうどん
    の共同食、これもまた旨い。「至福の一時」19時30分就寝。
    (冷たい月光が雪原と黒いブナ林を照らす)

  5月5日(土曜日)
    3時20分起床、4時55分出発。冬瓜平まで1時間、ここには数張のテントあり。
    天気は快晴となる。冬瓜平から尾根までは急登の雪面を登る。尾根に出た途端に周囲が
    開けて素晴らしい眺めとなった。
    周囲の山々を眺めながら雪の尾根を歩き、笈ケ岳山頂に到着したのは8時15分。山頂
    は狭く数組の登山者で窮屈である。
    ここから眺める白山はまた格別である。(しっかりデジカメに納める)
    30分程で下山開始。幕営地到着11時15分。テント撤収荷造りし12時15分出発、
    昨日登った道を戻る。
    帰りの山毛欅尾山の登りは結構きつくあえぎながら登る。この山頂から後は下りだけであり、
    ほっとした気持ちになる。
    標高900mから下がカタクリの群生地帯であり、天気が良かったせいか一斉に花を開き
    麓まで「カタクリ街道」である。花は小さいが紫色は鮮やかで見事。
    駐車場に16時30分に戻る。田中さんが昨日見つけ楽しみにしていた「やまうど」の姿は
    もうなかった。  残念。
    帰りの北陸自動車道は順調であったが、更埴JCTと碓井で渋滞に巻き込まれ、横川SA到着
    6日0時15分。ここで遅い遅い夕食。
    SAのPC情報は、吉井SAから19Km渋滞を報じている。相談の結果渋滞解消してから出発
    する事にし、車とあずま屋に分散し仮眠する。

  5月6日日(日曜日)
    午前3時30分起床、3時40分出発し大宮に向かう。

   この季節でなければ登れないという「笈ケ岳」--気の置けない仲間と、好天に
   恵まれ多くの花とも出会い、素晴らしい定例山行が実現した。皆さんどうも有難う。
                                           以 上

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