谷 川 岳 (1,977m)


(写真にマウスを持って行きますと写真の説明が出ます)

オキノ耳から一ノ倉岳方面


山     名 : 谷川岳 (1,977m)

所  在  地 : 群馬県 

山 行 月 日 : 平成14年7月21日

参  加  者 : 東 川

クルマユリ




 行 動 記 録:      報告者 : 東川

 土合駅(8:32)→天神平(9:25)→(9:55)
 熊穴澤ノ頭(10:10)→(11:45)オキノ耳
 (12:20)→西黒ガレ澤ノ頭(14:00)→
 山麓駅(16:00)
  -- 実行動時間 6時間20分 --


厳剛新道からマチガ澤の雪渓


 感    想:

  身内に急病人が出てしまいここ一ヶ月ほど
  山へ行けなかった。定例山行参加予定も皆
  断った。
  家内に言わせると「山行けない病」になると
  怒りっぽくなるらしい。
  その後病人の容態が落ち着き、気分的
  にも時間的にも余裕がでて来たので、急遽
  谷川岳に出かけた。
  今回で7回目の谷川岳だが、比較的近くで
  簡単に行ける山らしい山となると、この山につい足が向いてしまう。
  指扇駅をいつもの5時18分の電車に乗車する。日曜日でいつもの事ながら大宮駅は登山客
  が多い。土合駅には8時23分に到着。トンネル内はヒンヤリとした湿っぽい空気である。
  約20名程の登山客が降車した。地上までの462階段は良い準備運動になる。
  この「モグラ駅」は35年前の1967年に完成している。今までに多くの登山家が谷川岳や、
  一の倉沢の岩に思いを馳せ、この階段を登った事だろう。
  地上に出ると。むっとした息苦しい空気になるが木陰に入ると涼しい。標高が高いのか
  今アジサイが見ごろである。道路脇にはネジバナがピンクの花を付けている。
  ロープウエーで天神平へ、天神平には沢山のニッコウキスゲが見事な黄色い花を付けている。
  シモツケソウも咲き始めている。
  山頂は雲に覆われて見えない。この山は何時も機嫌が悪く、晴天確率50%位だろうか。
  大勢の登山者と天神尾根を登る。所々で渋滞となり、汗が瀧のように出る。
  しばらく山に登っていなかったのか、肩の小屋にでる登りでは、少々バテ気味である。
  トマノ耳は登山者で座る所も無い。花を見ながらオキノ耳へ、ここは静かであり昼食とする。
  霧が掛かり、たまに人が鈴成りになったトマノ耳がぼんやりと姿を現す他はなにも見えない。
  12時20分雨がパラツキ始めたので下山開始。花はそれほど多くないが、「ニッコウキスゲ」
  「イブキジャコウソウ」「ホソバウスユキソウ」「シモツケソウ」「ハクサンフーロ」「クルマユリ」

  などが美しい花を付けている。
  西黒尾根に入る登山者は少ない、殆ど人は天神平に下っている。西黒尾根をしばらく下った
  所で雨が強くなり、雷様もお出でになった。少しの間窪地で待機し、雨で滑る岩場を慎重に下る。
  西黒ガレ澤ノ頭には14時に到着、ここから初めてのコース「巌剛新道」を下る。
  このコースは、急坂で岩と石ころの多い登山道であり、おまけに雨の影響でよく滑る。たまに
  マチガ澤を覗かせてくれるが、殆どが樹林帯の歩行で変化に乏しい。
  16時、谷川岳登山指導センターに到着。
  玄関には中高年遭難多発;;自分の体力・技術を過信しない。装備・食糧は充分に
  大書した縦看板があった。
  ここで身体を拭き着替えを済ませ、ビールを購入し水上駅行きのバスに乗車。
  なんとビールが旨い事か:::。
                                             以 上 
谷川岳登山指導センター前の看板

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