平標山 (1,983m) ・ 仙ノ倉山(2,063m)


(写真にマウスを持って行きますと写真の説明が出ます)

平標山小屋から平標山方面


山     名 : 平標山 (1,983m)・仙ノ倉山(2,063m)

所  在  地 : 新潟県 

山 行 月 日 : 平成14年4月13-14日(土・日)

参  加  者 : L/阿部・東川・T・I・府川・米澤

松手山・南斜面の雪が雪崩れ、山頂の岩は雪に覆われていた。




 行 動 記 録:      記録者 : I・報告者 : 阿部

 4月13日(土曜日)
  大宮公民館(19:00)⇒東松山IC(20:20)⇒(20:42)
  上里SA(21:05)⇒月夜野IC(21:40)⇒(22:20)
   平標山登山口駐車場

 4月14日(日曜日)
  平標山登山口駐車場(6:20)→7:25)平元新道登山口
 (7:35)→(8:50)平標山ノ家(9:10)→(11:00)仙ノ倉山(11:15)→(12:25)平標山
 (12:45)→(13:50)松手山(13:55)→(15:10)平標山登山口駐車場(15:10)→(16:20)
  赤城高原SA(16:45)→東松山IC(18:12)→大宮公民館(19:25)
       

 感    想:
   府川氏を除く我々5人は、米澤氏の車で夜10時20分には国道17号脇にある登山
   口駐車場に到着しテントを張っていつものように軽く睡眠薬を入れる。
   睡眠薬で苦い思いでのあるH氏は今夜は控えめで12時半頃には皆床にはいる。
   府川氏は仕事が忙しかったのか、一人、車で到着したのが、明け方の3時すぎだったようだ。

    起床は5時。平元新道登山口までの林道は、一般車は通行禁止になっている。
   実際林道には雪や氷が残っていて通れない状態だった。
   それでもこの時期にしては残雪が少なく3月から4月にかけての異常高温のためと思われた。
   米澤氏は自分でセッティングしたという60〜70センチ程の短いスキーを背負っている。
   雪が十分あるのか?心配しているようである。

    林道を歩くこと1時間ほどで平元新道登山口につく。ここから唐松の樹林の中をゆく。
   すぐ、雪が融けて土がむき出した登山道が現れる。
   登るに連れ土の出ているところはなくなったものの雪融けは、異常に早まっているようである。
   沢筋から尾根に上がる急斜面のところでアイゼンを着ける。
   早朝で残雪も固くなっているのでアイゼンを着けると楽である。
   やがて朝日に輝く雪面にダケカンバが立ち並ぶ、平標山の家の直下に出る。
   ここはいつ来ても気持ちの良いところである。どこかの山岳会の人たちだろうか楽しそ
   うに雪上訓練をやっていた。そばにはカラフルなテントが張られている。

    山の家につくとそこは別世界に飛び出したように、広々とした銀世界が目に入ってく
   る。平標山と仙ノ倉との稜線鞍部から緩やかに落ちる笹穴沢源頭の斜面はまるで自然が
   作ったスキーゲレンデである。
   ここから仙ノ倉の山頂は見えないが右横奧には険しく個性的な姿のエビス大黒の頭が見える。
    山の家は5月の連休には営業していたと記憶しているが、今はまだ4月なので開いて
   いない。1階部分はまだ雪面の下だった。ここで一休みし仙ノ倉山に向かう。広い雪面
   を横断するように鞍部に向かって登っていった。ギンギラのお日様と、キラキラの雪面
   反射と、上から下から熱線で攻められ、もう暑くて暑くてパンツ一チョでかけ登りたい
   心境であった。

    鞍部の木道が出たところで腹ごしらえをしてから仙ノ倉に向かう。途中、府川氏がリ
   タイヤとなる。昨日ほとんど一睡もしていないこともあったのだろう。脚がつりそうに
   なったようだ。我々が戻ってくるまで休んでもらうことにした。
   50分ぐらいして戻るとほとんど回復していた。やはり若い!そのまま平標山に向かう。
   鞍部を少し登ったところの休息所で昼飯とする。
   平標山の頂上で記念写真を撮る。そして米澤氏はスキーで再び平元新道を戻ることに、
   我々5人は、松手山経由で下山することにする。
   松手山組は途中写真撮影で時間を少し使ったこともあったが、スキーで下った米澤氏は
   1時間30分も早く着いてしまったとのことであった。
    今度は、谷川岳から縦走してみようか?など夢を語りながら帰路に就いた。

    

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