山 行 日 時 13年9月7日(金曜日)〜9日(日曜日)
メ ン バ ー L/T・本多・東川・I・竹村・篠田
行 動 記 録 記録者 I さん
9月7日(金曜日)
大宮公民館(19:05)⇒岩槻IC(19:40)⇒(20:40)
上河内SA(21:00)⇒郡山JCT(22:05)⇒(22:30)
磐梯SA(23:15)⇒会津坂下(23:35)⇒
川入キャンプ場(8日1:30)泊(テント5点・4点 2張)
9月8日(土曜日)
テント場(6:35)→御沢登山口(6:45)→(7:45)中十五里(7:55)→(9:25)横峰小屋跡(9:35)→
(9:50)水場(10:00)→(11:40)三国小屋(12:00)→切合小屋(13:40)小屋泊 素泊 2500円
9月9日(日曜日)
切合小屋(4:00)→草履塚(4:35)→姥権現(5:00)→王子テント場(6:05)→本山小屋(6:15)→
(6:35)飯豊本山(6:45)→本山小屋(7:00)→草履塚(8:20)→(8:45)切合小屋(9:40)→
種蒔山(10:05)→(11:10)三国小屋(11:30)→剣ヶ峰(11:45)→(12:35)水場(12:50)→
横峰小屋跡(13:15)→(13:45)上十五里(14:00)→(14:30)下十五里(14:40)→
川入キャンプ場(15:15)
川入キャンプ場(16:00)⇒山都駅(16:30)⇒会津坂下IC(16:50)⇒郡山JCT(17:25)⇒(18:55)
鹿沼IC(19:25)⇒(19:40)佐野SA(20:15)⇒岩槻IC(20:50)⇒大宮中央公民館(21:15)
美しい花を見せてくれた高山植物
イイデリンドウ・オヤマリンドウ・ミヤマトリカブト・コゴメグサ・ウメバチソウ
タカネマツムシソウ・オニアザミ・ミヤマノキリンソウ・オヤマボクチ
等など沢山の高山植物が美しい花を付けていた。
感 想 報告者 竹 村
9月7日 6名を載せた車は、夜の東北自動車道を快適に飛ばし続けるはずであったが、途中
私が貴重品入りのバックを、サービスエリヤで落としたことに気づかず出発してしまった為、
警察との連絡に時間を取ってしまい、その上道に迷った事も重なり、川入キャンプ場に着いた
時には日付を過ぎていた。
東北の夜空はやはり星が綺麗で数が多く、しかも暑くもなく寒くもなくテントの中で寝るのは
勿体無いくらいだった。
9月8日 朝からいい天気だ、個々に朝食を摂り6時35分出発。歩き始めは長袖シャツを羽織って
ちょうど良かったが、一時間もすると半袖シャツで充分だ。
ブナ林の急登は根があちこちに張り出していて歩きづらく、足元から目が離せない。
時折足を止めて見上げると、太陽の光に透かされた黄緑色のブナの葉が、青空の中に揺れ動いて
とても綺麗だ。
頭の上にもう二つ目があったら、景色を楽しみながら登れるのにと思った。
途中体調を崩した人がいたので、リーダーが付き添って判断する事にし、残り四人で登る事に
なった。吹き出る汗をぬぐいながら、横峰小屋跡までひたすら登った。
ここからは平坦な道でハイキング気分だ。空は真っ青に晴れ渡り休憩時には日陰に入らないと
暑くてたまらない。水分の補給が欠かせない。
峰秀水清水の水は、冷たくてとても美味しい、お腹にも水筒にもタップリ水分補給し、いよいよ
剣が峰の岩稜帯へと向かう。足元には十分注意しなければならなが、展望の開けた尾根道は、
とても気持ちがいい。岩稜ピークに立てば、まさにわが身は天と地の境にあり、大きな大きな
青空に吸い込まれていきそうだ。思わず両手を広げ目をとじると、心地よい風が汗ばんだ身体を
通り過ぎて行く。煩わしい物は周りに一つも無い、この清々した気分。ああ〜幸せ。
この一瞬に浸るために山に来ているようなものである。
所々に咲く花に励まされながら何時の間にか三国小屋に到着。各自昼食を摂る。
三国岳からは何回かアップダウンを繰り返すが、見晴らしが良いのでさほど苦にならず切合小屋に着く。
青空が何時の間にか消え曇り空になっていた。
先程体調を崩した人とリーダーもすぐに追いついてきて、今晩は6人皆で切合小屋に停まる事にした。
9月9日 午前3時頃目が覚める。外は雨と風だ。5名が身支度を整え、出発の時を待つ。
今日の行程はとても長い。4時に出発し飯豊本山に向かう。真っ暗な中、前を歩く人の足元を見逃さない
ようにしながら、ヘットランプの明かりを頼りに登る。
一登りして草履塚まで来るとようやく薄明るくなってきた。御秘所などの岩場にはクサリも付いていて
さほど危険が無いが、やはり滑れば一大事なので慎重に行く、ジグザグの登りと急登を終えるとテント
場に出る。本山小屋は昨晩はかなり込み合っていたようだ。
ここからの道は割合なだらかだが、視界は余り良くなくとても風が強くて参った。時折立ち止まって
耐風姿勢を採らなければならない位だが、それでも足元が掬われそうだ。歩いている時も私は余り
踏ん張りが利かず、時々よろめいてしまった。
飯豊山神社はガスに包まれ展望は利かなかったが、大雨にもならずここまで無事これた事は幸いな事で
あると、両手を合わせお参りした。
切合小屋まで来ると荷物番をして残っていた1名が、温かい紅茶を作って出迎えてくれた。
冷えた体が一気に温まり、とても美味しかった。
キャンプ場までの下山は、昨日覚えた花の名前を復習したり、おしゃべりしたりしながらノンビリ気分
であったが、足取りは早く着かねばと急かされる様であった。
帰路途中で私が落としたバックを受け取るため、鹿沼の高速警察署に寄った。お金もその他の物も
すべてそのままの状態で手元に戻り、言う事無し。
皆さんにいろいろご心配をお掛けし、ご迷惑をお掛けし、お騒がせ山行になってしまい、
本当に済みませんでした。 以 上