播 隆 上 人

(写真にマウスを持って行きますと説明が出ます)

松本駅前の播隆上人立像

松本駅前の播隆上人のお顔

だいぶ前であるが、新田次郎の作品
「槍ヶ岳開山」を読んで初めてこの
山を開山したのは、播隆上人である ことを知った。
この本は、史実に基づいて書く努力
がなされ、播隆上人の生い立ちから
出家の動機・笠ヶ岳の再興・槍ヶ岳
開山が書かれている。
播隆上人の偉業は、槍ヶ岳に初登攀
したことよりも、縄をかけ更に鎖を
かけて、安全登山を庶民に呼びかけ
所にあると言う。
上人が初登攀したのが1828年だから、今から
173年前である。播隆上人を祭る
祭事は、岐阜県吉城郡新平湯温泉村上神社播隆塔で、5月10日行われるとこの本は紹介しているが
定かでない。数年前、播隆上人の銅像が松本駅前の木立の中に立っていると知人から初めて聞いた。
一度訪ねて見たいと思っていたが、今年4月松本市を訪れる機会を得てお逢いする事が出来た。
    写真はこの時の物である。錫杖をもつ凛々しいお姿は、周囲を圧倒するものを感じた。
    この銅像は地元でもあまり知られていないようである。
    播隆上人のことは、「槍ヶ岳山荘」のHomepage(LinkPageにあり)に詳しく掲載されています。                                       



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