中岳(3083m)・東岳(3141m)・千枚岳(2879m)
山 行 日 時 : 13年8月8日(水曜日)〜11日(土曜日)
メ ン バ ー : L/阿部・F・力山・鈴木(元)・本多・H・竹村 (7名)
行 動 記 録
8月8日(水曜日)
6時30車2台にて大宮を出発、都内を通過するのに
約2時間を要す。
11:40静岡IC、14:05畑薙第1ダム着、15時00東海フォレストバスにて出発15:55椹島着
椹島ロッジor冬期小屋泊。
8月9日(木曜日)
5:40椹島発〜7:25小石下〜8:55清水平〜9:29蕨段〜12:15千枚小屋(泊)
8月10日(金曜日)
5:00千枚小屋発〜5:40千枚岳(2880m)〜6:46丸山(3032m)〜7:35悪沢岳(荒川東岳)
(3141m)〜8:55荒川中岳(3083m)〜10:10荒川小屋〜11:40大聖寺平〜12:30
小赤石岳(3081m)〜12:45分岐〜13:05赤石岳(3120m)〜13:15分岐〜16:00
富士見平〜16:25赤石小屋(泊)。
8月10日(金曜日)
6:00赤石小屋発〜9:00椹島10:00椹島発〜10:55畑薙第1ダム〜20:30大宮
感 想
荒川三山、赤石岳の縦走三泊四日の小屋泊まりという余裕の計画ではあるが、ロングコースでもあり
我が壮年隊としては不安がないわけではなかった。
しかしながら皆さほど疲れた様子もなく無事目的を果たすことができた。
出だしは、首都高の渋滞に巻き込まれ、今日中に椹島に着けるんかいなと思ったりもしたが、椹島には
ほぼ予定どうり到着した。
椹島ロッジでは食事と風呂付きで新しいロッジに泊まる組と、素泊まりで冬季小屋に泊まる組に別れた
が、その差別の激しいのには驚いた。ベッド付きのロッジに比べたら冬季小屋はまるで牛小屋のよう。
ロッジで素泊まりは5000円だが、シュラフを借りて牛小屋で泊まっても4000円であった。
2日目も良い天気で千枚小屋には予定より1時間ほど早く着いてしまった。
おかげでお花畑をゆっくり観察することができた。
午後3時頃になって某ハイキングクラブの30名ほどの団体さんが千枚岳方向からお花畑の中の道を
ぞろぞろと下ってきた。
小屋の中は俄然にぎやかになった。今夜は窮屈になるのかなと思ったが、朝起きてみると廊下に寝て
いたのは2,3人だけであった。
3日目は予想に反して天気は良いとは言えなかった。
朝のうちはまだ視界もかなりあったが、やがてガスがかかってきて時折雨がぱらつくようになった。
気温も涼しく少し寒いくらいである。丸山の頂上ではかなり風もあった。
しかしそれ以上悪くなることはなく何とか荒川小屋に到着した。
10時を少し過ぎた頃では会ったがここで昼飯タイムとした。腹ごしらえをして少し落ち着いたとこ
ろでいよいよ赤石岳に向かうことにした。
ここから後2時間ほどである。
時折雨と風が強くなることもあった。大聖寺平付近で赤石岳方向から下ってきたパーティから稜線で
強い風雨に遭って厳しかったという話を聞いた。
そんなものに遭遇して身体を冷やしてはいかんと思い早めに雨具を着けたところいっこうに遭遇しない。
稜線まではまだかなり登るようであった。
そのうち身体が暑くなってきてとうとう脱ぐことになった。その後たいした雨風にも遭わず赤石岳の
頂上を踏むことができた。残念ながら360度霧の中ではあったが。
赤石小屋には午後4時過ぎに到着した。
目的を達成した満足感と、明日は下山というリラックス感でこの日は小屋の外で暗くなるまで談笑した。
小屋の主人が自慢の日本酒をサービスしてくれたが主人のよもやま話もかなりボルテージが上がっていた。
その夜は小屋もがらがらでゆっくり休みを取ることができた。
4日目は、めざめもよく6時に下山を開始する。
相変わらずはっきりしない天気の中を3時間ほどで椹島に到着。10時発の東海フォレストバスを待つ間
生ビールのジョッキーで乾杯とする。
畑薙第一ダムに着いて車に乗ってからは、温泉探しにもたついたり、東名高速や首都高の渋滞に苦しめら
れながらようやくのこと9時少し前に帰宅いたしました。