10月、秋も盛りのころ、十分大きくなり終令幼虫になったミノムシは、越冬の準備に
かかります。えさを食べるのを止め、葉をかじり取って口から吐く糸で蓑につづりあわせ、
蓑を丈夫にします。そして手ごろな枝を選んで、糸を巻き付けそれに蓑を固定します。
葉っぱをたくさんつづりあわせた丈夫な厚い蓑は、雨や雪からミノムシを守ってくれます。
丈夫な蓑は小鳥のくちばしでも切りさけないでしょう。しかし、シジュウカラがミノムシ
をくちばしにくわえていることがあります。シジュウカラのようなくちばしの細い小鳥は、
蓑の底に開いている細い口からくちばし<を差し込みミノムシを引っ張り出すのです。
丈夫な蓑も完全ではありません。(以上富山市科学博物館HomePageより抜粋)
信州に冬準備に出向き、除草作業中石垣を見ると石垣の間にミノムシがぶら下がっていた。
ここならば、雨や雪が降っても冷たい風が吹いても暖かく越冬できる場所だ。
なんと利口なミノムシである。蓑の材料をどこからどうやって運んできたのだろうか?
2015年11月1日
撮 影:東 川
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-No1. なんだろうと近づいてみると
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-No2. ミノムシだった
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-No3. 何をまとっているか調べてみよう
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