(撮影月日 17年4月16日 撮影者 四街道市 合田昌義氏)
春爛漫の麗らかな季節です。桜前線が北上し、東京より少し遅い千葉県北部でも、もうすでに桜花競艶美が佳境に 入っています。 千葉県で樹齢300年を越える大桜が話題になっています。 成田空港に近い、印旛村吉高の畑の真ん中に、どこから見ても美しい半球状の、姿形のよい樹齢300年を越える 山桜があります。“吉高の大桜”という、樹高11.7m、枝張り最大幅24.5mの美しく見事な大桜です。 たった1本しかありませんが存在感抜群です。見頃はソメイヨシノより遅く4月中旬のようです。 写真は昨年4月16日に撮影したものですが、ちょうど満開でした。 また、朝日新聞(3月29日朝刊)に、“370年の重み”と紹介された樹齢370年の大枝垂桜が、四街道市 吉岡の福星寺境内にあります。樹高約14m、幹の太さ約3mで、枝が簾のように東西南北に垂れ下がった綺麗な 大桜です。満開は4月5日頃のようです。 昨年テレビ朝日が、吉高の大桜をライトアップした神秘的で優雅な光景を放送したり、近年、マスコミに取り上げ られると、開花時期にはたくさんの人と車で大賑わいになります。 300〜370年前といえば、元禄時代前後であり、その時に発芽した桜が、今日まで毎年大勢の人々に楽しみを 与えて来た歴史を思うと、生き抜いて来た生命力の偉大さ、尊さに、魅力的な感動を覚えます。 今年も大桜に元気を頂きに、お花見に行ってこようと思います。 4月2日。 合田昌義
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