-No10.【お堂の内部】
地蔵本尊の上には地蔵様とたくさんの子供を描いた
額があり、たくさんの腹帯が奉納されていた。- |
- 安 産 地 蔵 尊 -
金の胎内仏を持っているとして、古くから霊験
あらたかな仏として、信仰を集め旧宝泉寺のご
本尊として祭られていましたが、明治元年(1868)
の神仏分離令で正蔵院に移される事になったとき
俄に重量を増して、ついに運び出すことができな
かった。このため子育て観音を祭る観音堂に安置
される事になったと言われています。
昔の人は懐妊すると仏前の旗をいただき腹帯にし
て出産の日を待ったと言われています。
古来から大蔵山地区には、お産で命をおとす婦人
はいないと伝えられているのも、霊験の一端をあ
らわすものといえます。祭りは毎年4月24日大祭
として地区全体で行なわれます。
|