-- |
-- |
-- |
-- |
-- |
-横浜 宮本さんからのメール- ヒガンバナは今ごろ、人里のあちこちで見掛けますが、古い時代に中国からやってきた植物という事です。 染色体が3倍体で種子が実らないので、球根(正しくは鱗茎)でしか増えることが出来ません。したがって、 人が球根を植えるか、球根の入った土を移動する事によって繁殖している人との関りあいの強い植物です。 しかし人家の庭に植える事が嫌われたのは、おそらく球根に「リコリン」という猛毒成分が含まれているせい ではないでしょうか。オヤコロシ、カブレバナ、キツネバナ、ジゴクバナ、シタマガリ、シビトバナ、 ソーシキバナ、テクサレ、ドクバナ、ハコボレクサ、ハッカケバナ、ハヌケクサ、ホトケバナ、ミミクサリ、 メクサリバナ、ユーレイバナなど地方によって色々な呼び名があるとのことです。写真に真っ白なシロバナ マンジュシャゲが写っていますが、牧野植物図鑑によるとシロバナといっても、黄色または薄赤色がかかって おり純白のものは無いと書いてあったと思いますが、写真のものは純白ですよね。- |