巾着田の曼珠沙華
毎年9月のお彼岸には、約100万本の曼珠沙華が一斉に花開きそれは圧巻です。
そこは、緑と清流・自然のオアシス・マンジュシャゲの里として有名な埼玉県日高市
高麗郷巾着田です。この期間には曼珠沙華祭りが開かれます。中央の「ふれあい広場」
には多くの出店が並び、地元産の農産物や農産加工品が販売され、多くに人出でで賑わいます。

(撮影月日 16年9月17日  撮影者 Higashikawa)

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-横浜 宮本さんからのメール-
ヒガンバナは今ごろ、人里のあちこちで見掛けますが、古い時代に中国からやってきた植物という事です。
染色体が3倍体で種子が実らないので、球根(正しくは鱗茎)でしか増えることが出来ません。したがって、
人が球根を植えるか、球根の入った土を移動する事によって繁殖している人との関りあいの強い植物です。
しかし人家の庭に植える事が嫌われたのは、おそらく球根に「リコリン」という猛毒成分が含まれているせい
ではないでしょうか。オヤコロシ、カブレバナ、キツネバナ、ジゴクバナ、シタマガリ、シビトバナ、
ソーシキバナ、テクサレ、ドクバナ、ハコボレクサ、ハッカケバナ、ハヌケクサ、ホトケバナ、ミミクサリ、
メクサリバナ、ユーレイバナなど地方によって色々な呼び名があるとのことです。写真に真っ白なシロバナ
マンジュシャゲが写っていますが、牧野植物図鑑によるとシロバナといっても、黄色または薄赤色がかかって
おり純白のものは無いと書いてあったと思いますが、写真のものは純白ですよね。-

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