天 狗 岳
( 八ヶ岳 )


(写真にマウスを持って行きますと写真の説明が出ます)

東天狗岳・西天狗岳


山     名 : 天狗岳

所  在  地 : 長野県 

山 行 月 日 : 平成15年3月27日〜28日

参  加  者 : 東川・飯田・竹ノ内

報  告  者 : 飯 田

切れたった稜線・新雪が光っていた


 行動記録 :
  3月27日 
    大宮公民館(6:00)⇒八王子IC(7:45)⇒諏訪IC(9:25)
    ⇒渋ノ湯(10:05)渋ノ湯(10:25→12;55)黒百合ヒュッテ
   (13:35)→中山峠上部→黒百合ヒュッテ(14:15)
     約1時間 滑落停止訓練

  3月28日 起床 4時
    黒百合ヒュッテ(7:45)→中山峠(8:00→9:40)東天狗岳
    (10:30)→中山峠(11:45→11:55)黒百合ヒュッテ
    (13:00)→登山口(14:20)→(14:25)渋ノ湯(14:50)
    ⇒八王子IC(17:35)⇒大宮公民館(19:50)

 感  想 :
   急に思い立って「サンデー毎日」の3人で、天狗岳平日登山
   を計画竹ノ内さんの車で渋ノ湯に入る。(なんとチェーン着
   けずに入れた)風もなく穏やかな晴天、雪道をのんびり進んで黒百合ヒュッテ13時着。宿泊手続き後、
   まだ時間も早いので今日のうちに登っておこうとサックを軽くして天狗岳を目指す。
   中山峠の先の樹林帯を抜けた辺りから急激に風が強まる。何回も耐風姿勢をとりながら、ジリジリと
   進むが、風は益々強くなり行く手を見上げれば、雪煙が激しく舞い上がっている。
   空も雲り始めたので早々に登頂を断念しヒュッテに戻る。14時15分。
   こんな時はすぐに宴会に突入*と思われそうだが、左にあらず。正しい(?)山岳会員の私達は、ヒュッテ
   前の急斜面で雪まみれになりながら滑落停止を始め、1時間ほどの訓練の後小屋に引き上げ
   今日の泊り客は全部で8名。よく働く従業員2人も、話の輪に引き込んで和気藹々の夕食宴会。
   外は雪となるが、予報では崩れは短時間、翌早朝には晴れとのこと。明日の早起きに備えて早めに就寝。

   翌朝、予報を信じて4時起きしたのに外はまだ雪がちらつき、風が強く視界もかなりわっるい。ヘットランプ
   で朝食をすませ、用意万端整えて待機するが、一向に天気は良くならない。そのうちに小屋食の人たちの
   時間になってしまったが、まだダメ。
   諦めて靴を脱ぎ炬燵に入ってふてくされていると、うれしいことに小屋からの美味しい味噌汁の差し入れ
   ありがたく戴いているうちに、ふと外を見れば急速に天気回復、大慌てで支度を済ませ外に飛び出す。
   新雪まばゆい最高の青空が広がっている。
   昨夜の雪で完全にトレースが消え、トップを行くのは大変そうだったが、写真とりながらウロウロしている
   うちに他の人達が先行し、こちらはなおもゆっくり素晴らしい景色をカメラに収めながら進む。
   西天狗にも行くつもりだったが、トレースが消えて先行の人たちも途中で引き返すようなので、東天狗の
   展望だけで充分満足して下山とした。

   このメンバー3人が集まると、予報にかかわらず天気が悪くなるという傾向があって、今朝もまたそんな
   事かと不吉な予感したのだが、一転素晴らしい好天に恵まれ、いやなジンクスは吹き飛ばして、良かった
   良かったと気分良く帰途に着く。

     黒百合ヒュッテの待遇良。 小屋暖かい。豆炭炬燵を中心に放射線状に6名が就寝。
            朝、お味噌汁をサービスしてくれた。
            小屋のお姉さんは、春日部出身だった。         以 上
     

                       



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