JR上田駅から信州の鎌倉と言われる塩田平の真ん中を、別所温泉まで電車が走っています。
この路線は別所線と称し、大正10年(1921年)青木線(昭和13年・1938年 廃止)の支線として
開業しました。昨年(2001年)で開業80周年を迎えました。
この別所線を昭和61年(1986年)まで走っていた電車が丸窓電車の愛称で親しまれた
モハ5250です。ドアの戸袋の窓が楕円形からこのような愛称が生まれました。
この車両は、昭和2年(1927年)に日本車両会社で製造されました。
その後、昭和61年新車両5000形導入とともに引退し、今は別所温泉駅に展示されています。
鉄道フアンはもとより、観光客が訪れてはカメラに収めています。