鼻 曲 山 (1,655m)

(定例山行 Snow Trekking)


(写真にマウスを持って行きますと写真の説明が出ます)

ラッセル奮闘中の花村・府川さん


山      名  : 鼻 曲 山

所  在  地  : 群 馬 県 

山 行 月 日 : 平成15年1月26日

参  加  者  : L/浜野・阿部・岩田・東川・飯田
              府川・花村・石川 (計8名)

記 録:感 想  : 報告者 花 村

行動記録

06:00出発⇒08:00松井田IC⇒08:30チェーン装着⇒08:50霧積旅館前到着→
09:35出発→10:55稜線より山頂望む→11:55アイゼン装着→13:15撤退決定→
15:55林道着アイゼンはずす→16:15霧積旅館着→16:40出発→19:45大宮公民館前着

感  想

今回の上信国境上の鼻曲山(1,655m)は、ガイドブックには「積雪量少なく、冬期は好天多し。
初心者でも雪と戯れながら楽しめる」とあり、コースタイムは約4時間半。1月26日(日)無風快晴。
星空の中を6時集合。阿部、岩田両氏の車に分乗出発。一路北へ。
荒川を越える頃、朝焼けが始まり、白富士現わる。さらに関越では、噴煙をたなびかせた浅間山と
赤城山が青空に映え、今日一日の好天を約束してくれているようだ。
松井田ICから中仙道を経て、雪の霧積温泉には9時前に到着。雰囲気の良い霧積旅館前に車を置き、
出発したのは9時35分であった。
スタート時、雪クルブシ、十六曲峠までは登り急、樹林帯をトレースに助けられ高度を稼ぐ。
一時間毎に休憩を挟みながら登り続け、稜線上に出ると雪ヒザになり歩きにくい。雪下は笹藪。
右手に浅間隠山を望みながら前進すると、ようやく山頂の鼻が現れた。11時15分アイゼン装着。
積雪は更に増し登りも急になりかけて来た処で、男女二人連れに会う。あまりの積雪と雪庇のため、
山頂を目前に引き返して来たとの事。トレースは彼等のお陰であった。
トレースの御礼を言って彼等と別れ、更に前進すると、山頂までのトラバース気味のトレースは消え
雪腰。山頂は目前なるもとうとう前進困難となった。
オマケに頭上には雪庇が現れる。鼻曲峠までの正規ルートは急登で積雪多く、11時20分残念
ながら時間切れ撤退決定となった。
往路への下り開始。さて、もう雪道を登らなくて良いとなると、気も軽くなる。
アイゼンの雪団子を気にしながら、転びそうになると「あれーぇぇ」と言う具合。
東川さんと浜野さん、飯田さんの楽しい会話の応酬に、久し振りに腹を抱えて笑ってしまう。
4時前林道に出てアイゼンをはずし、車の待つ霧積温泉に到着したのは4時15分。
登り始めてから約6時間半。登頂できないのは残念だったが、最後まで好天に恵まれ、楽しい
山行となりました。 渋滞に巻き込まれる事なく、大宮に到着した頃はすっかり夕暮れでした。阿部さん、
岩田さん運転大変ご苦労様でした。また、皆様、楽しい山行をありがとうございました。
                                        以 上

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