ユガテ(湯ヶ手)

              ユ ガ テ

                  (写真にマウスを持って行きますと説明が出ます)

ユガテは小さな盆地で民家が2戸ある。

ユガテにある標識

昭和12年に建てられた石造りの道路標識(ユガテを湯ヶ手と彫っている)

西武秩父線の東吾野駅からほぼ北に1時間ほど
入った山の中に「ユガテ」という地名がある。
ここには、奥武蔵自然歩道が通っていて、休日に
は多くのハイカーが訪れる。
ユガテは小さな盆地で民家が2軒あり、畑には葱・
里芋・胡麻・キビなどが栽培されている。
以前からこの地名の謂れについて、興味をもっていた
ので、ここを訪ねるたびに、ここのおばあさんや、
     地元の人に聞いてみた。

   [その一]
     昔々、この地と草津の地では、毎年ジャンケンをして勝った地の方に湯が出た。
     ところが、ある年からこの地はジャンケンの負けが続き、湯の確保が出来なくなった。ジャンケン
     に勝って湯が出るようにと願って「湯勝手=湯ヶ手=ユガテ」になったという。
   [その二]
     ここには昔湯が沢山出たが、ある年湯が天に昇ってしまい湯が出なくなってしまった。そこでこの
     地は「湯ガ天=ユガテ」になったという。ここから600m位うえに、湯の花とともに湯がブツブツ
     出ていたところがあるという。
   [その三]
     昔この地には、湯が天に届く位湯が出ていたので「湯ガ天=ユガテ」になったという。

   以上3つの話はすべて湯に因む話であり、自然歩道の北向地蔵からユガテに向かう途中には、昭和12年
   に建てられた石の道路標識がある。ここには[右 湯ヶ手方面]と刻されている。
   昔、湯ヶ手には本当にお湯が出ていたのかもいれない。なぜ「ユガテ」と書くようにしたのかは不明である。 

 お山の大将へ。
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