薬師岳(2780m)・ 千頭星山(2139m)


薬師岳からの富士山

山     名 : 薬師岳・千頭星山

所  在  地 : 山梨県 

山 行 月 日 : 平成13年11月22日(木)〜24日(土)

参  加  者 : L/F・石倉・東川・T・I・竹ノ内・米澤・土屋

(写真にマウスを持って行きますと写真の説明が出ます)

薬師岳山頂で岳稜会ご一行様



 行 動 記 録:      報告者 : 米澤
  11月22日
   大宮中央公民館(20:10)⇒八王子IC(22:00)⇒
   (22:21)談合坂SA(22:31)⇒韮崎IC(23:18)⇒
   青木鉱泉(23日 1:00) テント泊
     (カーナビにより青木鉱泉目指すが、甘利山登山口経由 
      となり大分遠回りとなった。韮崎市の夜景が美しかった
      青木鉱泉を探すのに大分苦労した。
      出発前にはカーナビCD内容要チエック)

  11月23日
   青木鉱泉(7:05)→(8:45)中道コース登山口(9:00)→
   稜線(14:10)→(14:15)薬師岳(14:55)→薬師小屋(15:05)→南御室小屋(15:55)小屋泊(7500円)
  11月24日
   南御室小屋(展望地で写真撮影 7:05〜7:25)(7:30)→(8:10)苺平(8:20)→(10:00)大馴鹿峠(10:15)
   二つ目のピーク(11:45)→(11:48)千頭星山(12:05)→大西峰分岐(12:27)→(15:05)青木鉱泉(入浴)
   (16:05)⇒大宮公民館(22:00)

 感    想:
  ・岳稜会初参加の土屋さん&米澤を含めた八名の参加で11月定例山行が実施されました。
  ・南アルプスは仙丈・甲斐駒以来3年ぶり北岳をはじめ塩見岳・甲斐駒ヶ岳など個性的な
   山々に逢うことを楽しみにしていました。

〔22日〕大宮〜青木鉱泉
  ・天気図を見ると移動性の高気圧が三連チャンで日本列島をおおっている。
   好天を期待しながら集合場所の公民館に車を走らせた。
  ・真夜中に青木鉱泉着、鉱泉までの山道を熟知する者がいない。しかし、カーナビという
   強い味方があったのだ。   ・教訓1:カーナビは間違いをする。12時着が1時を過ぎてしまった。
   林道をウロウロしてあげくナビゲーションがプツンと切れてしまった。
   翌朝確認でナビを開くと鉱泉と表示された位置と実際の位置が2km近く違っていた。
   データはやはり人がつくったもの100%信頼しては駄目なんですね。
   (皆さんご迷惑をおかけしました。)
  ・路面は凍結していたが、テントの中は快適、ホットウイスキーを竹ノ内さんと飲んで4時間の眠りにつく。

〔23日〕青木鉱泉〜薬師岳〜南御室小屋
  ・5:45起床、荷物整理をしていると闇がすこしずつ白けてきた。テントの撤収と朝食を平行
   しながら行い7:00出発にどうにかこぎつけた。
  ・小武川を渡り御所山からの帰り道を確認しながら林道を左岸沿いに進む。
   1回目の小休の後山道に入る。一つ右のドンドコ沢の突き当たりに鳳凰山のシンボル・オベリスク
   が天を突く勢いで見え隠れしている。胸躍る思いだ。
  ・2回目の小休の後、薬師岳への急登が始まる。
  ・海抜2000m前後で右足の内側広筋が硬直を起こす。急登でのふんばりがきかない。
   (会の皆さんに薬や壺押し荷物分担までしていただきどうにか14:10薬師岳の山頂に)
  ・好天の山頂は360度の展望。真北に八ヶ岳、時計回りに奥秩父、富士山、農鳥三山、間ノ岳、北岳
   塩見岳、仙丈ヶ岳そして目前の尾根伝いに観音岳が迫る。圧巻だ!
  ・集合写真を薬師岳直下で撮る。満足感・充実感、来てよかったと感じる瞬間だ。
  ・薬師岳小屋を通過して砂払山を巻き南御室小屋へ、平地の雪の上に3張りテントがあった。
   小屋からは夕飯の支度の薪の煙、尾根道を下りながらその煙が目にしみるがなぜか嬉しい。

〔24日〕南御室小屋〜千頭星山〜青木鉱泉
  ・6時起床、夕べの酒席のストーブが赤々と目に飛び込んでくる。楽しいひとときを有難う。
   テルモスにお湯を沸かし入れて出発の支度OK !
  ・出発前、裏山を越え北岳正面の撮影に出かける。
  ・小屋閉め直前の南御室小屋を7:30過ぎに出発苺平で夜叉神峠の道と分かれ千頭星山へ向かう。
   下りの雪付き道がツルツルとよく滑る。下りにもかかわらず大汗をかいた。
  ・千頭星山の頂上は見通しが利かないが、日帰り登山者が甘利山の方から結構気軽にやってくる。
  ・笹の葉の草原が日に照らされて黄金色に輝く瞬間・・・美しい、心休まるひととき。
    ・御所山を巻いて後は一気に青木鉱泉まで下る。
  ・鉱泉で汗を流し、後は大宮まで車の中、5時間と少しの運転だが心地よいドライブが続いた。
  

 安倍山系へ。
 トップページに戻る