袈 裟 丸 山  (1878m)

新入会員歓迎山行

(写真にマウスを持って行きますと説明が出ます)

概念図

  山 行 日 時   13年8月26日(日曜日) 新入会員歓迎山行

  メ ン バ ー   L/田中・東川・T・竹村・I篠田
                    神田・中村

  報告者名  田 中

  行 動 記 録   

     塔ノ沢登山口(9:05)→寝釈迦像(10:10)→賽ノ河原
    (11:30)小丸山(12:18)→(13:30)袈裟丸山(13:50)
     →小丸山(14:45)賽ノ河原(15:25)→寝釈迦像
     (16:15)→(17;00)塔ノ沢登山口(17:15)

      集合場所・大宮公民館 6:00  大和田駅  6:20

  感     想
     袈裟丸山への登山口は、幾つかあるが寝釈迦像を見たいと言う気持ちから塔ノ沢登山口を
     選んだ。
     沢の入り口から登山道までは、舗装されており駐車場には数台駐車可能な広場もあり、ト
     イレも完備している。
     駐車場から沢に沿って登って行く。川の水量の多いところは橋が掛かっているが、水量が
     少なくなってくると渡渉しなければならない。
     登山口から約1時間で寝釈迦像に着く。巨石の上に登るとそこには数メートルもある釈迦
     像が横たわっている。
     誰が造ったか作者不明だが、多分信仰心の厚い人物が造ったに違いない。
     ここから対岸を見ると樹間に相輪塔を見る事が出来る。
     これは人が造ったものでなく、自然石が相輪のように見える事からこの呼び名がついてい
     る。ここから約1時間で避難小屋に着く。小屋は広くはないが綺麗に整頓されていて炊事
     用具や寝具も整っている。
     ここからひと登りすると賽ノ河原である。
     荒涼とした雰囲気の中に石を積み重ねたケルン状のものが幾つかある。
     ここは弓ノ手コースの分岐にもなっている
     ここから2時間で袈裟丸山の山頂に着く。生憎山頂ではガスっていて展望はきかなかった
     が晴れていれば、
     皇海山や日光白根山などを楽しむ事が出来るのだが残念としか言いようがない。
     雨に逢わなかったことをよしとして山頂を後にする。




寝 釈 迦 像 と 賽 ノ 河 原

     (写真にマウスを持って行きますと説明が出ます)

寝釈迦像=大きすぎて頭部しか撮影できない。

賽ノ河原=多くのケルンが立っている。

     釈迦涅槃像は大きな御影石の岩場に浮き彫りされています。枕を北にして右脇を
     下にして西を向いています。
     この像が何時・誰によって造られたかは不明で、弘法大師説・勝道上人説などが
     あります。
     また、徳川時代に足尾銅山で病死したり、事故死したりした囚人の菩提を弔うた
     めに刻まれたとも言われています。
     今もこの山奥で静かに時の流れを見つめています。

     賽ノ河原には大小の石を積み上げたケルンが沢山立っています。
     ある時、弘法大師が夜、この地をと通ると、赤鬼や青鬼に責められながら子供が
     石を積み上げていました。
     そこで、弘法大師はこの責苦を救うため三夜看経して、済度したと言われています。
     今でも子供の新仏を出した人がここで石を積むと、子供に会えると言われています。

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