虫 え い
虫えいとは虫などから出される何らかの物質の刺激によって、植物の一部の細胞が増殖したり肥大したりして、
異常な形状になったものをさします。虫えいはおもに新芽や新葉、蕾、花、根など、その年の新しくでた所へ
虫えいを作る虫達が産卵して作られます。現在日本で確認されている虫えいは1,400種以上もあります。一番多い
のはタマバエの仲間で全体の40パーセント以上を占め占めるそうです。タマバエは種類ごとに決まった植物に虫えい
を作るので、虫えいだげでタマバエの名前も分かるそうです。タマバエのおもな奇主植物は、ヤナギ科、ブナ科、
スクノキ科、バラ科、マメ科、キク科などです。

(撮影月日 17年5月22日  撮影者 Higashikawa)


- 欅の木に出来た「虫えい」虫えいの中にはアブラムシがたくさん入っていた。-
-虫えいの近くではてんとう虫の幼虫がアブラムシを捕食していた- -2005年5月19日 神武寺で撮影-


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-クヌギの木出来た「虫えい」色づいて木の実の様である- 2005年5月22日 指扇で撮影-

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