流 石 山 (1,812m) ・ 大 倉 山 (1,885m)

(定 例 山 行)

流石山・大倉山アルバム


(写真にマウスを持って行きますと写真の説明が出ます)

大峠への下山尾根道(ワタスゲの池)


山     名 : 流石山・大倉山

所  在  地 : 栃木・福島県境 

山 行 月 日 : 平成16年10月23日〜24日

参  加  者 : L/飯田・F・鳥海・東川・浜野・竹ノ内・簑島

行 動 記 録 : 飯 田
山 行 報 告 : 鳥 海

五葉の泉


行 動 記 録

 10月23日(土)
   旧中央公民館(15:05)⇒(15:20)上木崎
   生協(15:40)⇒岩槻IC(16:10)⇒(17:10)
   上河内SA(17:25)⇒西那須野塩原IC(17:40)
   道の駅田島(18:30)⇒観音沼自然公園(19:10)
   (テント泊)

 10月24日(日)
   観音沼自然公園(6:25)⇒(6:45)林道終点P
   (7:00)→(7:40)大峠(7:50)→(9:05)流石山(9:20)→(10:35)大倉山(11:20)→(12:10)流石山
   (12:30)→(13:20)大峠(13:30)→(14:10)林道終点P(14:20)⇒(14:20)観音沼森林自然公園
   (15:05)⇒(15:15)そば屋(16:00)⇒西那須野IC(17:55)⇒(18:15)上河内SA(18:40)⇒岩槻IC
   (20:20)⇒旧中央公民館(21:00) [歩行動時間 7時間10分]

  山 行 報 告

会津から入って西方から茶臼岳を見るという晩秋の那須の山、このコースは以前から行ってみたい
所のひとつでした。
夏は花が多く「静かな人気の山」になっているようです。
夜行日帰りのテント泊は、私には何年ぶりかの山行。夜の宴は恒例のよせ鍋で温かく盛り上がる
のはこれに限るようです。
そしてこの夜新潟では大変な出来事が起こっていました。中越地震という大惨事があったことです。
そんな事とも知らず冷え込んだ夜が明けるとあたりは朝日をうけての紅葉がまぶしいくらいに輝いて
いました。
そしてこの光景をカメラに納める人で車も人も賑わっている状態。
ここから私達は車で入れる所まで移動し、登山前の身支度する手は冷たく吐く息も白いくらい。
大峠まではなだらかなふかふかと木の葉を踏んでの上り路。だがここより先の大峠山のピークまでが
急登で息が切れます。
ふと立ち止まって見る景色は展望が広大で振り返って見ると茶臼岳や朝日岳が雄大で疲れを癒して
くれます。めざす流石山への斜面は熊笹の葉で一面白く光っていて、また歩く路の両脇には石楠花の
木がたくさんあり、そこには春への蕾をいっぱいつけていました。
いよいよ流石山から大倉山への稜線はアップダウンの少ない心地良い快適な登山道となり、それに
景色もますます開け北は飯豊山、吾妻連峰、安達太良山そして南には日光連山がくっきりと並んで
見えます。
さらに3週間前に登った南月山も茶臼岳に続いてなだらかな山並みをつくっていました。
途中には池溏もありその名は「キスゲ小沼」と「五葉の泉」。天気は雲ひとつない真っ青の空、昨夜
の冷え込みが小春日和のポカポカ陽気に・・・。
ランチタイムをとった大倉山頂上は意外と狭く我々全員座る場所にはいまひとつです。
今日はこの先の三倉山は眺めるだけにしてその分ゆっくり休憩し、360度の展望を楽しみます。
帰路からの眺めは遅い紅葉に裾野を広げる茶臼岳が正面に、そしてその斜面には小さく三斗小屋が
あるのが見えました。
今回は登山者も少なく静かでおおらかなこの山に花の咲く季節ぜひ来たいと思いました。
                                                  以 上

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