火星大接近 市民観望会

             火星は地球のすぐ外側を周っている惑星です。地球は、太陽の周りを365日で一周しますが、火星は、
             太陽の周りを一周するのに687日かかります。
             このため地球は、約2年2ヶ月毎に火星を追い越していきます。この時地球が火星に接近しますが、
             火星の軌道が地球の軌道より楕円形であるため、接近した時の地球と火星の距離は一定ではありません。
             遠い時の火星と地球の距離は、約9900万Kmありますが、8月27日には、約5576万Kmまで大接近します。
             このように火星が大接近したときは、火星観察の絶好のチャンスになります。最も接近する時の火星の
             大きさは25秒になりまが、それでも満月(視直径30分)の凡そ72分の1の大きさですから、火星の表面は
             望遠鏡を使わないと見る事が出来ません。今回の接近は、6万年振りの大接近です。

火 星(スバル望遠鏡写真 国立天文台提供)
火 星(スバル望遠鏡写真 国立天文台提供)

市 民 観 望 会

            8月23日(土)さいたま市宇宙劇場の屋上で、火星を望遠鏡で観察する市民観望会が開催された。
            開場1時間前には、宇宙劇場前のフロア−は市民で一杯になった。
            夏休みとあって子供さんが多く、入場者は約350名であった。
            星天の会(天文ボランティア)の皆さん20名がお手伝いをした。
(写真にマウスを持って行きますと説明が出ます)

30Cm反射望遠鏡の調整(星天の会の皆さん)

フロア−は親子連れの観望者で超満員

順番が待ち遠しい

一台に2人の星天の会の皆さんが付き説明に当たった。

「見える見える 火星人いるかなー」

観望会終了後 星の会の皆さんも火星観察

(平成15年8月23日 さいたま市宇宙劇場)



Lunrr Embassy Japan  抽選で1名様に火星の土地があたる!?
火星儀ソフト「火星くるくる」


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